八王子市指定有形文化財(歴史資料)
1906年(明治39年)に造られた石塀は、静岡県伊豆産の「伊豆の青石」といわれる凝灰岩質の石で、両面に寄進者である商店や旅館の名などが刻まれています。戦災の影響で表面がはがれてしまった部分もありますが、明治後期の商店、旅館、織物関係業者などの名称や店のしるしなどが町名とともに刻銘されています。「南横町」「停車場前」など現在失われている地名も記されており、明治期の八王子町の繁栄ぶりがわかる貴重な資料として平成26年に、市指定有形文化財に指定されました。
1906年(明治39年)に造られた石塀は、静岡県伊豆産の「伊豆の青石」といわれる凝灰岩質の石で、両面に寄進者である商店や旅館の名などが刻まれています。戦災の影響で表面がはがれてしまった部分もありますが、明治後期の商店、旅館、織物関係業者などの名称や店のしるしなどが町名とともに刻銘されています。「南横町」「停車場前」など現在失われている地名も記されており、明治期の八王子町の繁栄ぶりがわかる貴重な資料として平成26年に、市指定有形文化財に指定されました。